ハンドブックを手に私たちの
働かされ方を総点検しよう
<このサイトの使い方>
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権利ハンドブックへようこそ。使い方は人それぞれ。じっくり端から読んでいくのもよし、知りたいところをピンポイントで調べるのもよし。とにかく活用してください。そして、ご意見をお聞かせください。
<点検ポイント1>
◆常勤との格差◆
・何より雇用が不安定です。1年任用です。タテマエ上、毎年、雇いなおされています
・6年たったら申込み しなおし
<点検ポイント2>
◆非常勤内部での格差◆
・「一般」と「短時間」「専門職」では休暇の有給・無給で格差があります
・「専門職」は定期昇給がありません
・学校事務とその他の事務では大きな賃金格差があります
・勤務時間によって、賃金が最高号級へ到達するまでの期間に大きな格差があります
<知って活用することが力だ>
杉並区の非常勤職員は2015年度から2,000名を超え、現在は3,000名をかぞえ(会計年度任用職員と特別職非常勤の総数)、数の上では対等になっています。連帯労働者組合・杉並は常勤職員のみでは区政は一日たりとも回らないという現実を区当局に直視させ、労働条件改善を求めてきました。
編集委員会の母体でもある連帯労働者組合・杉並では、1999年に初めて「権利ハンドブック」を作成し、その後の前進に合わせて改訂版を発行してきました。
◆まずよく知ろう◆
そもそもSWITCHパソコンをいつでも見られる常勤職員と違い、非常勤には大きな情報格差があります。権利を行使するためには、まずどのような権利があるのかをよく知らなければなりません。その意味でこのハンドブックを活用していただきたいと思います。
人数が増え労働条件も改善されてきた一方で、非常勤が気兼ねなく権利行使できる状況の職場ばかりではありません。人が減らされキツクなってきている職場が多く、“忙しいのだから非常勤を雇っている。休まれては困る”という認識の常勤職員が少なくないことも残念ながら事実です。
◆相談と工夫で権利行使を◆
実際に権利行使するためには、お互いに相談しあい、工夫しあうことがどうしても必要です。そして、その前提には「常勤も非常勤も同じ働く仲間」とお互いに権利を尊重しあう考え方を職場に根付かせていかなければなりません。このために、非常勤どうしで情報を交換し話し合うこと、常勤職員も含めたみんなで力を合わせていくことが欠かせません。編集委員会では、さまざまな情報や相談を待っています。