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異動するよう言われたら。異動したいとき。異動先の希望を言う前に

会計年度任用職員にとって、異動は、雇用年限による再採用の問題に次いで、関心の高い、かつ、デリケートな問題です。しかし会計年度任用職員には異動基準や異動のルールはありません。

心配なときは、加入している労働組合に相談を。加入していない場合は今すぐ加入を。労働組合の対応に不満な場合、セカンドオピニオンが聞きたい場合は編集委員会に相談してください。


<異動するよう言われた>

直属の上司(人事課採用の場合は人事係から)から言われますが、納得いくまで自分が異動しなければならない理由を聞いてください。係長に言われて納得がいかない場合は、管理職である課長・所長・センター長にも理由を聞きましょう。

また言われた場面では頭が混乱して意見など言えない場合がありえます。こうした場合は「いったん聞くだけ聞いた」と表明して、会計年度任用職員の友人、同じ職場の人、そして組合に相談してみてください。納得がいった、とその場で思った場合でも、返事はいったん保留したほうがよいです。とにかく一人で抱え込まず相談です。

Yes、Noの即答はひかえてください。


<異動したい>

今の職場に自分が感じる不都合・不満があっても解消できないことがあります。他の人にとっては我慢できる問題かもしれないけど、今の自分にとっては厳しい、組合やまわりに相談しても名案がでない。こんなとき、異動できる職種なら、異動で解決しましょう。

まずは上司とのヒアリングで表明してください。定期のヒアリングでなくても結構です。この問題は「時機を逸する」のが一番痛いのです。定期ヒアリングの時期はいつか?ということから調べ、いざとなったら個別にでも事情をきいてほしい旨を言いましょう。

人事課採用の場合は人事係へ。

主管課採用の場合でも、上司が話を聞いてくれない、聞いてくれても状況が動かない場合、人事係に相談することも一手です。

※「少数職種(役所内で自分のいる係にしかその職種がない)」「主管課採用で他職場他係なし」の場合は「異動で解決」はあり得ません。これは仕事をやめるかどうかまで考えてしまう本当に厳しい問題です。こんなときも一人で抱えてこまず、相談を。


<異動先の希望を言う前に>

上記、「異動するよう言われた」「異動したい」2つの場合に共通する大事なことをのべます。

それは異動する先(異動を希望する先)の情報をキチンと仕入れる、ということにつきます。「異動したい」の場合、「とにかくここから脱出したい」という気持ちになりがち。異動先の情報を仕入れずに異動して、結局、不都合・不満は解消せず、さらには新たな問題が持ち上がる、ということになりかねません。

「異動先の情報をキチンと仕入れる」にはどうしたらいいか。

「異動するよう言われた」場合は、上司や人事係が状況を調べており、あなたの新しい職場はカクカクシカジカあなたに適合的である云々、という展開になります。そうでない場合、あなたのほうから異動したい先を言ってくれたら、それを尊重するので教えてほしい、という展開もありえます。

「異動したい」場合、人事係に相談していて情報を聞いている場合もありますが、基本は自前で仕入れることになります。

その場合、力になるのは、同じ会計年度任用職員の友人たち、労働組合です。

超勤(残業)ができない・避けたい人の場合、一番気になるのが、異動先の繁忙季・繁忙時期、毎月締め処理がある職場での繁忙日でしょう。あとは休みの取りやすさ、どんな人たちに囲まれるているか、です。

これらは上司や人事係も詳細にはおさえていないことが多いでしょう。

人事係が庶務事務システムでデータ抽出してその職場の残業がどれくらいか調べてくれることもあります。ただし、これはあくまで「その職場の皆んながキチンと残業を入力している」ことが前提。実態とは大きく違っていた、ということが連帯労働者組合・杉並の相談経験ではありました。注意が必要です。

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