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たった一人の指摘から

たった一人の声が、当局を動かすことがある

2012年の年休改善について


 2010年度採用から1年空け運用が廃止されたことにより、6年をこえて働く仲間が増えました。2012年度のはじめに、8年目となった当事者からの指摘で、6年をこえて働く仲間の年休の付与日数が法定どおり増えていないことが判明、さらに月12日勤務嘱託の5年目以降の人の付与日数も不足していたことがわかったのです。連帯労働者組合・杉並は労基法違反の状態にあることを区当局に指摘し、早急な改善を要求しました。

 同労組は緊急重点課題と位置づけて、夏休み期間に入る前の解決をめざして交渉に臨みました。結果、①7年目以降を法定どおり日数を増やす、②増やさずにきた分を繰越し処理する、②8/1要綱改正、9/1実施とし早急に現場・当事者に周知する、で基本合意となりました。


 以上のように、たった1人の非常勤の声がスピーディな労働条件改善につながることがある反面、その声を大きなものにしなければ、ハードルの高い課題については実現が難しいのです。非常勤の皆さんはぜひ組合に加入してください。


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