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みんなが気になる「再採用」―公募、ふるいわけの非道

再度、採用されれば、また6年働けるといっても・・・


 杉並区では、2009年度までは6年の年限が満了した場合、1年(一雇用期間)以上空けない限り、再び働くことはできませんでした。2010年度採用からこれが改められ、年限満了の年でも応募することができるようになりました。現在の会計年度任用職員制度になっても、引き継がれています。

 再採用されれば、また6年働けることになります。強調しておきたいのは賃金格付も休暇も引き継がれることです。


残念ながら年限満了者の再採用率は100%ではありません。3割近くがふるい落とされている職場もあります


 再採用率は、年度、職場によってバラツキがあります。新年度に必要とされる人員にもよります。新規の応募者が多い場合、単に人を入れ替えようとする意図が透けて見える場合もあります。

 連帯労働者組合・杉並では年限満了者で申込みした人の再採用率を、当局から交渉で情報提供を受けています。傾向などをお知りになりたい方はご相談ください。


いずれにせよ「一会計年度での任用」という虚構と「雇用年限」をなくさない限り、根本的な解決にはならないのです。ともに声をあげましょう。

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