オカシナ建前に忠実であろうとするとオカシナことになります。
これは会計年度任用職員制度の最大の問題の一つです(下記の図を参照)。
皆さんの仕事は1年でなくなることはまずありえません。なのに、雇用(任用)を単年度(一会計年度つまり4/1~3/31の一年間)でブツ切りにし、毎年度「新規に採用」しなおしているという「屁理屈」をたてるから、こういうことが起こってしまいました。
つまり新規採用だから、毎年度の頭に1ヶ月の試用期間が導入されるということです。試用期間が毎年あっては、雇用が一層不安定にならざるえません。 雇用年限の6年をこえて長く働く非常勤が多くなった現在、こんなに人をバカにしたやり方はあるでしょうか?経験を積めば積むだけ力量は増しているというのに!
常勤、非常勤こぞって、現場から反対の声をあげましょう! 会計年度任用職員制度導入前(法改定前)、自治体によっては、雇用の安定のために、2年や3年の任期にしているところがありました。改定法施行後はこれが許されず、一律1年横並びになってしまっています。 「非常勤は使い捨て」の基本は、今回の法改定でも変えないでおこうということです。